入籍前におさらい!結婚指輪のあれこれ、婚約指輪との違いや相場とは

置かれた2つのリング

結婚指輪に憧れを持っている人は多く、あるデータによると90%のカップルが結婚指輪を購入しているといいます。
ですが実は、意外と曖昧に覚えているという人も多いですので、ここでおさらいしておきましょう。
ここでは結婚指輪と、混同されがちな婚約指輪、また結婚指輪の相場についてご紹介します。

結婚指輪って一体どんな指輪?

結婚指輪は、結婚(入籍)する男女がお互いに贈り合う、ペアの指輪のことです。
入籍前や入籍後など、男女によってさまざまなタイミングで購入します。
結婚式のようなイベントで用いる場合には、結婚を誓った後、結婚指輪の交換というイベントでお互いの指につけ合うこともあります。
送られてその後は、落としてしまったりなくしてしまったりするおそれがない限りは、指につけたりネックレスにつけたりという形で、ほとんど常に身につけていることになります。
それを通し、お互いが結婚したことを周囲に示しながら、パートナーのことを常に感じることができるのです。

結婚指輪と混同されがちなのが婚約指輪

この結婚指輪とよく混同されるのが、婚約指輪です。
婚約指輪は、男性がプロポーズの際にサプライズとして女性に贈ったり、婚約を誓う記念品として女性と男性が話し合った後、男性から贈ったりするというものになります。
後者の場合には、女性側からは腕時計などを返礼として贈ることも昨今では増えています。
ここで注目したいのが、婚約指輪はペアではないということです。
婚約指輪は、古くは結婚契約の証として、男性が鉄の指輪とお金を女性とその親に贈ったのが起源とされています。
その名残から、基本的には男性側から女性へと贈る指輪になります。
なお、昨今では婚約指輪に安いものを選んでも構わない、あるいは要らないとする風潮も増えてきていますが、以前男性のお給料○ヶ月分というような暗黙のルールがありました。
女性が社会進出する以前、共働きが当たり前でなかった頃は、男性の財力と、結婚への気概を見せつける意味合いがあったのですね。
なので、ペアリングでないのにも関わらず、結婚指輪よりも高価な婚約指輪は溢れています。

結婚指輪の相場は一体いくら?

結婚指輪の相場や平均価格といったものは、ある調査によればペアで25万円程度です。一人当たり12.5万円程度がその平均といえるでしょう。
豪華になりがちな婚約指輪はその倍近いものが平均価格になりますから、それに比べれば値段はかなり落ちます。
さらに、これは東京のように物価やお給料の高い場所も含めていますから、地方で考えるならこれも5万円前後はダウンし、ペアで20万円前後、一人当たり10万円といったところでしょうか。
このように結婚指輪の値段が婚約指輪と比べてかなり下がるのには、いくつか理由があります。
確かに結婚指輪も大切な記念品のため、高いものを贈ろうと考える人もいます。
ですが、結婚指輪は常に身に付けるもののため、どこかにぶつけてしまったり、破損してしまったりというおそれがあることから、あまり豪華なデザインにはできません。
ダイヤモンドを付けるかどうかでも揉めることがあるくらいで、多少ぶつけたりしても壊れたり破損したりしにくく、飽きのこないシンプルなデザインが好まれます。
また、二人だけの記念品ということから、そこに両者の納得があれば安いものでも構わないという考えの人もいます。
さらにセカンドマリッジリングを想定している人や、他のことにお金を回したい人など、さまざまです。
こういった理由から、結婚指輪は婚約指輪よりも価格が落ちやすいのです。

おわりに

結婚指輪の基本的な情報について見ていただきました。
婚約指輪を贈ったばかりの男性ですと、結婚指輪にそこまでお金をかけ過ぎなくて良いことに安心したという人もいるのではないでしょうか。
ただ、結婚指輪は二人の絆となる大事なものですから、気をつけたいことが多くあります。
別ページでそれらを解説してくので、ご参考にされてください。